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2011.03.28 (Mon)

魔王エンジェルを考える

巷ではアイマス2の話題で持ちきりですが、
今日はなんとなく魔王エンジェルの話をしてみようと思います。

個人的にアイマス2を否定するとか、どうこうといった事ではありません。
この駄文も2真をぺろぺろしながら書き上げた物ですので、
その点誤解無きようにお願いいたします。


・魔王エンジェルとは?


最近こんな声を聞くことがあります。
「魔王エンジェルが最近ランキング載ってるけど、なんだかなあ」
「俺魔王エンジェルの動画は見てないよ」

という類の物が多いように感じます。
勿論私の交流している方がたまたまそういう意見だったということもあるでしょうし
数人の意見を持って結論を出すつもりはありません。

では、魔王を少なくとも歓迎はしないという意見が生まれる原因は何なのでしょう。


・魔王が生まれた日


魔王エンジェルの初出はアーケード版アイドルマスターのNPC最強ユニット。
つまり新興勢力という訳ではありません。

SPなどではやや影を潜めた感はありましたが、
漫画「アイドルマスターrelations」においては
キャラのビジュアル、バックグラウンドが描かれました。

「最強」の名こそ冠していたものの、実態が掴めなかった魔王エンジェルに
このrelationsが目鼻を付け、ファンとの距離を縮めたといっていいのではないでようか。


・「ニコマス」と「魔王」


では「アイドルマスターrelations」への登場とともに
ニコマスにおいて魔王エンジェルが人気を獲得したのかと言えば、
そうではないと思います。

例えば、「魔王エンジェル」タグで検索してみると現在1000件近くの動画があります。
これを2010年9月18日「以前」「以後」で区切ると、

「以前」に投稿された動画はわずか50ほどに過ぎません。

動画にする意欲はあったが出来なかったのか。
しかし、魔王エンジェルの捏造立ち絵が登場したのは2010年2月の事。

タイミングとしては、若干のズレを感じます。
つまり、9月18日までは「魔王エンジェル」は大きな可能性を持っていたが
スポットライトを当てられる存在ではなかった。

少々乱暴な物言いをすれば、こう言っていいのではないでしょうか。

余談ですが、その「50」の動画の内の1つ「アイドル・ジハード」の投稿者ハリアーPは、
動画の説明文で

「魔王エンジェル」で検索しても、ほとんど引っかからない。
これほど2次創作に絡めやすいキャラもいないと思うが…。 (原文ママ)

と書いています。


・9月18日


PSP・DSでのフェードアウトによって、
relations・捏造立ち絵公開などのさざ波はやがて静かに消えて元に戻りました。

しかしながら、アイドルマスター2の発表は
図らずも魔王エンジェルに数奇な運命を与える事になります。

その切っ掛けは、
フィロソPの「魔王、激怒。【TGSのその裏で】」だと考えています。

同年9月23日に投稿されたこの動画は、
ノベマスでありながら現在10万近い再生数をたたき出しています。

そこにあったのは、アイマスファンの
「アイマス2」への反発の気持ちと言っていいのではないでしょうか。

勿論フィロソさんは実力のあるノベマス製作者ですが、
「以前」の環境においては、おそらく10万再生は難しかったでしょう。

「アイドルマスター2」に対する衝撃は、言葉では言い表せないものがありましたし
敢えて言葉を選ばずに言うとしたら
「男を出すなら魔王出せよ!」と言うものもあったように記憶しています。

傍流であった魔王エンジェルを陽の当たるステージに引き上げたのは
魔王エンジェルをNPCとしてしか扱わなかったバンナムその人だというのは
大変興味深い物だと思います。

前述の魔王エンジェルへの注目、
そしてMMDの魔王エンジェルモデルが公開された事で

・題材の集客力(≒魔王エンジェルへの注目度)
・動画にする際のハードルの低下(≒立ち絵・MMDモデルの公開)

という、動画を作る上では避けて通れない2つの条件が揃い
魔王エンジェルの動画は爆発的に増加を始めます。


・「魔王」はアイマスの敵か


では、魔王エンジェルを支持する人たちは
今もって2への恨みつらみだけに突き動かされているのでしょうか。

私はそうではないという風に考えています。

確かに、9月18日からしばらくの間は
「アイドルマスター2」への上手く有形化出来ない反発心があったと思っています。

それについては議論が重ねられていますから今更の言及は避けますが、
間違いなくそこに存在していたと言っていいのではないでしょうか。

しかし、徐々に魔王エンジェルを支える視聴者の意思は変質を加えていきます。


・「敵」だから出来る事


私はMMDに関しては純粋な視聴者です。
かつてダウンロードしたこともありましたが、1時間でギブアップしてしまいました。

一視聴者としての私がまず最初に思ったことは、
「魔王エンジェルでアイマスMMDは一気に広がったな」という事です。

アイドルマスターのアイドルは、皆かわいいです。
とても可愛い。
だからこそ、合わない曲もあります。

例えば、魔王エンジェルのMMD動画の中でも
「Nostalogic」「恋の抑止力」「まっさらブルージーンズ」等の曲は、
おそらく魔王エンジェルが踊るのが一番映える。

765プロや876プロのアイドルは、プロデューサー(プレイヤー)が
プロデュースしたくなる気にさせなければキャラとしては失敗です。

ですから、どうしても可愛いところのあるアイドルになります。
勿論、他の描き方もあると思いますが……

本来その役を担わせるべきだったのは、
961プロの「プロジェクトフェアリー」だったのかもしれませんが
2に登場した事で、響も貴音もやはり可愛い所のあるキャラになっています。

また、舞さんにそれを担わせる向きもあります。

これは決して「魔王エンジェルが可愛くない」と言いたい訳ではありません。

魔王エンジェルのように「敵だから出来る事」
舞さんのように「近くにいないから出来る事」はきっとあって、

それを肌で感じているからこそMMDのPさんも
魔王エンジェルにフィットする曲で動画を作っているのだと私は考えています。

勿論ノベマスの分野においても、魔王エンジェルは大きな可能性を持っています。
いくつかの魔王ノベマスを見ましたが、面白いものも沢山あります。

ライバルとしても、そして他事務所の友人としても、
キャラが立っていて使いやすく話に幅を持たせられます。


また、新しいものへの純粋な興味と言う物も考えられます。

魔王は初出こそ古いですが、その実態について知っていた人はどれほどいたか。
「relations」についても、公式コミックとはいえ読んでいない視聴者さんも沢山いると思います。

「アイドルマスター2」では新キャラが登場しませんでしたし、
DS以降途絶えていた「新しい風」への渇望は無意識の中にあったのではないでしょうか。


・「僕らが好きなアイドル」と「魔王エンジェル」はいがみ合うべきものではない


現実の問題として、魔王エンジェルとその動画が半隔離状態にあるという実感はあります。
界隈で魔王エンジェルやその動画についての話題を目にする機会は、余り多くありません。

例えば、
「魔王動画は2反対派が多い。一部の熱心な固定層が伸ばしているだけ」
という意見も目にします。

多額の広告などによる宣伝も、薄気味悪いと捉える人もいるのかもしれません。

確かにその起こりは2に対する敵愾心や反発といったものであると思いますし、
その気持ちを未だ持っている人も一部には見られると思います。

しかし、今では純粋に魔王エンジェルの可能性を純粋に楽しんでいる人も
かなり多くなってきているのではないか。

少なくとも、私はその一人です。


一方、「魔王エンジェル」側にも
同じように当初はアイドルマスターを貶す意見があったのは事実です。
そして、未だにそういう意見の方もいます。

しかし本来
「765・876のアイドル」と「魔王エンジェル」は
1つのパイを奪い合う関係ではないと思っています。

多くのサブキャラがノベル系動画において彩りを加え、
アイマス世界を縦横に掘り巡らせていったように
「魔王エンジェル」もお互いに深めあって行ける存在ではないか。

「アイドルマスター」がなければ、魔王エンジェルも無かったのです。
例えば魔王エンジェルがもし違う名前だったら。
上田さんが違うビジュアルでキャラを作っていたら。
数々の動画が作られていなかったら。

その全ての源はアイドルマスターであり、
例えアイドルマスターと袂を分かつとしても
それなくしては魔王エンジェルはいられないのです。


例えば私は善永記者の動画を作りました。
しかし、「こんな動画作るな、アイドルで作れ」というコメントは1つもありませんでした。

それがニコマスの良い所ではないでしょうか。


・魔王エンジェルを憎むのは、物語の中だけでいい


その興りが正道とは離れたものであった為に、今アイマスと切り離されつつある魔王エンジェル。
私はそれは、ニコマスにとっての損失だと思います。

「魔王好きは2否定派」「魔王否定派は2信者」などといったレッテルは
何一つ利益を生み出しません。
どちらが正しくて、誰が間違っているのかを考えても答えは出ません。

そういった偏見を積み重ねてどんどん互いの距離を遠くしていくのではなく、
是非フラットな気持ちで動画を見つめて欲しい。

良いものならなんでもアリ、という姿勢がニコマスをここまで発展させてきた。
そう信じて疑わない者の1人として、切にそう願います。










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